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G・スターダスト

「はたらく」ことの意味 (2017/07/07)

何の巡りあわせか・・・
今年は大きな<変化>の年となりそうです。(でも、いつもそんなこと言ってるような気もするな…)

 

そんな訳で、そんな時こそ<本質>を見つめなおすべきだと思い、久々に職員たちに向けて発信したのが、以下の文章です。

 

私は、自分が大きな川の流れの一部であることを知っています。
だから、心配事はたくさんあるけれど、不安はない。

 

いつも新しい毎日に、感謝!

 

 

↓↓↓↓↓

 

以下、ちょっと(かなり)長いくて、若干回りくどい文章ですが、昨日行った「わさび会議」にて配付した資料より、私自身の「作業所」(特に40才代より前の年代の人たちが多いところ)についての想いや当法人の社会的使命(固有の役割)として考えていることについてまとめたものから一部抜粋して、ご紹介します。

 

また、文中にもある「3人のレンガ職人の話」(イソップ寓話)は、人が働くことの意味や、どのようなマインドセットをすれば高いパフォーマンスを発揮できるのか?ということについて考えるにあたり、分かり易くかつ示唆に富んだ話ですので、参考までに添付します。

 

是非、「ここで いったい何をしているのですか?」(あなたは、今・ここで何の仕事をしているのですか?)と通りがかりの旅人に尋ねられた際、あるいは自分の家族に聞かれた際、自分だったらどのように答えるだろうか?と考えながら、読んでみてください。

 

何かと慌ただしい毎日ですが、夢をもって、がんばりましょう。

 

* * * * * *

 

■当法人は、これまで一貫して、「小規模福祉作業所」が日本という国の中で歴史的に果たしてきた役割を継承すべく、「小規模で密度の濃い人間関係」「地域との日常的なかかわり」「障がいの有無や種別・程度等を超えた、人と人との<1対1>のフラットな関係」にこだわり続け、事業活動を展開してきました。就労継続支援B型事業という、現在の障害福祉サービスの中では利用にかかわる条件が最も緩やか(障害支援区分や年齢要件なし)で、より幅広いニーズに対応できる事業をこれまで選択してきたのも、そのためです。結果、船橋市内や習志野市内、あるいは千葉県内を見回しても、簡単には見つからないような個性豊かな面々の集まった「多様性のある働く場」を地域の中に複数用意することができたとも思っています。

 

■しかし、このような経営・運営のスタイルには「小規模」ゆえの脆弱性や課題もあります。(中略)そのためにも、①一人一人の価値観や考え方の「違い」を認識し認め合う、「多様性」に価値を置くマインド、②自分の仕事や職場環境をより良いものに変えてゆくための自発的な努力や創意工夫、③個々の「違い」を超えた組織やチームとしての<共通の目的>を確認し、その到達に向けたかかわり合いと成果を積み重ねてゆくこと。限られたリソース(資金・資源等)の中で、これらのことが、私たちには求められているのだと思います。

 

■「新生わさび」に対し私が期待しているのは、①障がいの種別・程度や労働生産性によって人を選別せず、②(仕事に対して人を当て込むのではなく)一人一人の人に仕事や活動内容を合わせる努力や 工夫を絶えず続け、③誰もが自分自身の<役割>や<価値>を自然に感じられるような職場、「作業所らしい作業所」になることです。そのためにも、職員の皆さんには、まずは自分自身に対して、「何のために、今・ここで自分たちは働いているのか?」「自分たちの職場にしかない固有の役割とは何か?」etc.といったことを、日々の仕事を通じて問う習慣を身に付けて貰いたいと思っています。(参考:「3人のレンガ職人の話」)

 

■作業所は、障がいを持った人や何らかの事情によって働きづらさを抱えた人たちが集い、「はたらく(働く)こと」をその活動の中心に添えた場所です。そして、「はたらくこと」が一人の人間に要請するのは、共同体(集団や社会)を支える一員としての「大人になること」であり、それは、「自分」のためだけでなく、「目の前にいる他者」や「自分以外の誰か」のために、今・自分にできることを考える心の向き(マインドセット)を自分の中に育てることです。人から何を与えて貰うだけでなく、自分も、周りの人たちや環境、社会に対して働きかけ、自分を・他者を・環境を、より良い状態に<変えて>ゆくことができる存在なのだということ(自分の中にそのような力が宿っていること)に気付いてゆくこと、つまりは「今はまだ自分の中で眠っている、未来において輝ける自分の可能性」を知る経験こそが、「はたらくことの意味」なのだろうと私は思います。またそれは、<あてにし・あてにされる関係><人と人とのかかわり合い・支え合いの輪>の中に身を置くことの安心と喜び、つまりは<生きる悦び>へと繋がってゆく経験でもあるのだと思います。

 

たとえ思い通りに体を動かせなくても、たとえ言葉によって思いを発することができなくても、すべての人の中には「いのち」があり、生命活動=生きることにともなう「感情のふるえ」や「想い」が存在します。今・目の前にいる一人一人のそれらを敏感にキャッチし、それらの中から、その人が、その人らしい魅力を、社会の中で発揮できる「大人になる」ための<芽>を見つけ、大切に育んでゆくこと。そのために必要な環境を整え、機会を準備し、適切なタイミングと方法による支援を提供すること。それが、私たち福祉従事者としての作業所職員に求められていることであり、同時に、私たち自身の≪悦び≫の源ともなり得る、かけがえのない経験になるのだろうと思います。個人的には、「人を育てる」(=人が育つことを後押しする=その人がもともと持っている力に気付き、引き出すか かわりをする、またはそのような職場環境や社会環境を生み出す)ことほど創造的で、挑戦しがいのある仕事はないと私は思っています。


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